“言語化能力”というのは、人生のなかで一番と言っていい程、重要なスキルです。
そもそも言語化とは?
感情や思考など、直感的で漠然とした自分の考えを、相手に理解しやすいように整理し、言葉で表現することです。
つまり、コミュニケーション能力が高い人程、言語化能力が高い人が多いはずです。
伝えたいことが相手に伝わない、また相手が伝えたいことがうまく伝わっていないと感じることはたくさんあると思います。
現職でもよく飛び交う「私はきちんと伝えました」や「そうゆう意図だと思いませんでした」など。まるで理解していない人が悪いという他責の擦り付け合いを見ると悲しさを感じます。

どんなに丁寧に伝達事項を伝えたのに、理解しない側、もしくは理解できないことを質問しない側に責任がある主張も理解できます。
ただ、大人と高校生と小学生に、一語一句同じ言葉で伝えても同じレベルで伝わるわけもありません。
業界人と一般の人もそう。世代や年齢層の違う方にもそう。
やはり伝える側が、伝える側の能力や経験も加味して適切な伝え方を高めるべきと個人的にいつも思います。
・話すスピード
・ボディランゲージ、資料や図式などの表現
・噛み砕いた話し方
・話す内容のレベル合わせ
・わかりにくい箇所の予測
・質問しやすい環境作り
・最後に話を繰り返してもらう
伝えたいことが伝わらないのは、伝える側のスキルや気遣いが足りないから。
そもそも伝言ゲームのようにたくさんの人に伝えることは伝わる精度が必ず下がります。
営業が商品を現場責任者へ口頭で提案、購入検討の際の本部への稟議で却下など当たり前なのです。本部への伝え方も営業が考えるべきだと強く思います。
“言語化能力”は日々の訓練と改善によって高まるものと思っています。当ブログも含めて、スキルを高め、生きやすい人生にしていきたいと本心そう願っています。

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