20代の頃に『もっと本気で仕事に向き合え』と叱られたことがあります。
当時は『できる精一杯をやっているのに、なんでそんなこと言われるのか』全く理解ができませんでした。
徐々に言葉の本質、伝えたかったことを理解できるようになってきたのは30を越えてからでした。

当時の上司と答え合わせは行なっておりませんが、営業として本気で向き合う意味は“顧客も気づいていない課題解決にアプローチできているか”だと解釈しています。
当時は必死にモノ売りしていました。相手の課題に対するアプローチではなく、ノルマや売上に縛られた営業だったと自覚しています。
相手の欲するもの、本人も気づいていないような潜在的ニーズを引き出すには傾聴力、いわゆるヒアリング能力が必須です。
これが磨かれると、一気に成長できると思います。
先輩社員を見ていると医療介護業界だとどうしても閉鎖的な環境になりがちで、答えの導き方が難しいのも事実だと感じています。
因みにみなさんは、“水平思考クイズ”を知っていますか?
水平思考クイズとは、出題者に質問をしながら答えを推理していくゲームです。つまり、ヒアリング能力次第で正解率が上がるゲームなんです。
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【ルール】
①質問は「はい」か「いいえ」で答えられるもの。
〇 「職業は関係ありますか?」→「はい」
× 「職業は何ですか?」→はい、いいえで答えられない
②出題者は質問に対して「はい」「いいえ」「どちらとも言えない」の3つの返答しかできない。
③できる限り少ない質問数で答えを推理するゲームです。
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以前トリアイナ三浦会長の主催された就活サバイバルという番組でこれを取り上げられていて、私も知りました。とても奥が深い、、
以下はあるチームの例です。

Q1.嫌いな食べ物は野菜ですか?→いいえ
Q2.果物ですか?→はい
Q3.その果物は酸っぱいですか?→いいえ
Q4.その果物は丸いですか?→はい
Q5.その果物は緑色ですか?→いいえ
Q6.その果物の旬は夏ですか?→いいえ
Q7.その果物の旬は冬ですか?→はい
答えは

他の社長からは『Q1の質問を野菜だけではなく、野菜か魚か?のように1つの選択肢に縛らない方がよいのでは』だったり、『Q4やQ5の質問はどの部分に対してなのか明確に質問した方が良いのでは』とのコメントがありました。確かに工夫すれば質問を一つ減らせるかもしれませんね。
このゲームはとても傾聴力と分析力のスキルアップになると思いますし、実際やってみると楽しいです!
私なりの仕事の向き合い方に対する考え方と、それに対するスキルアップゲームの紹介でした。
良ければ是非試してみて下さい。
ii-mon©️