考えれば考えるほど行動が後ろ伸ばしになってしまい、チャンスを逃していることもきっとあります。


まずは動いてから考えることが経営者にとって必要なことかもしれません。後悔のない選択をするために・・・

先日、東京ビッグサイトで(2/3~2/5)開催された東京ケアウィーク’25に参加してきました。

当イベントは健康・ヘルスケアから介護まで、高齢者の生活支援のための製品や技術、サービスが集まる日本最大級の展示会です。

私の主な興味としては、
①介護業界のDX化に向けたICT技術の知識向上
②介護施設の抱える人材確保・定着の課題解決手段模索
③運営における収益確保やコスト削減の手段模索
④保険外サービスを生業とする事業者の思惑理解
でした。

H.C.R.(国際福祉機器展)にはほぼ毎年参加しておりましたが、ICTテクノロジー機器(いわゆる介護ロボット)の日々の進化を感じます。

福祉用具専門相談員として、私個人的には移乗サポートロボットHugは好きな製品です。今回は防水仕様が登場しており、これを使えば上腕支持ができる方の入浴介助の選択肢が広がるのではないでしょうか。




更にファシリティマネジメントと呼ばれる施設自体の経年劣化や改修工事が必要な場合の補助金をふまえた不動産業者さんや、保険外サービスとして介護保険サービスの短時間ヘルパー利用では賄えない生活支援サービス、更に介護事業者の副業サービス提案をする会社などがあり、知識の幅や見えていない視野の発見があり、非常に有意義な一日となりました。


また介護業界で実績のある方の専門セミナーなども多数行われ、いくつか受講してきました。

特に印象に残ったのが、ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社の谷本社長が講演された「介護業界の未来はこうなる!新しい利用者・入居者に向けて準備せよ」でした。

経営のうまくいっていない介護事業者の課題感は「サービス指針が顧客ニーズではなく事業者側に向いていることがある」というのは紛れもない要因の一つと感じており、今後の「団魂世代」と呼ばれる76~78歳が介護者となる準備として、世代の特色や背景を理解なくして経営回復はありえません。
逆に理解することでビジネスチャンスが広がるということもおっしゃっていました。

また介護現場の意見に同調しすぎて、改革にふみ切れない経営者さんも多くいるお話がありました。
ボトムアップを重視するが余り、キャッシュが破綻しては元も子もないですし、社員を守れないのもすべて経営者の責任。「TOYOTAの自動車の品質を決める責任は豊田章男氏であって、工場の現場の人間ではない」⇒「あなたの法人の介護の質の方針を決めるのも、介護現場ではなく理事長である」というお話は共感できました。

最後にミュージシャンGacktさんの言葉で、”知覚動考=とも・かく・うご・こう”が紹介されました。

一般的に「知る→覚える→考える→動く」というのが行動の過程ですが、考える、また考えすぎると、行動ができなくなったり遅くなったりしてしまうことも多々あります。


貴重なセミナーを聞くことができてよかったです。ありがとうございました。

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投稿者

あいあい☆モンチ

1985年生/昭和60年生/千葉育ち/趣味サッカー観戦/ジェフサポ/趣味メルカリ/趣味ゴルフ/ドラゴンボール好き/ドラクエ好き/ディズニー好き/スラダン好き/アンパンマン好き/旅行好き/営業職/介護分野/福祉分野/医療分野//マーケティング興味/農業興味/育児/1児パパ/おせっかい気質/おしゃべり気質===ブログ更新、頑張ります!ii-monⓒ