
実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差
真剣だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり
本気でするから大抵のことはできる
本気でするから何でも面白い
本気でしているから誰かが助けてくれる
この言葉は戦国大名の武田信玄の正範語録から引用されています。
今の私にはとても刺さる、素晴らしい格言です。
私なりに、それぞれのフレーズに込められた意味を、少しだけ掘り下げてみます。
(1)実力の差は努力の差
表面的な才能や能力ではなく、継続して積み上げた「努力」が本当の実力を生むという真理。努力は裏切らない、ということの裏付けでもある。
(2)実績の差は責任感の差
実績とは、ただ成果を出したというだけでなく、「やり遂げる」という責任をどれだけ持っていたかが現れるもの。責任感がある人は、困難な状況でも逃げずに向き合うからこそ、結果がついてくるというメッセージ。
(3)人格の差は苦労の差
人格は生まれつきではなく、「どんな苦労を乗り越えてきたか」で磨かれるもの。苦しい経験を通じて他者への思いやりや謙虚さが培われるという意味。
(4)判断力の差は情報の差
的確な判断をするには、正確で多様な情報が不可欠。つまり、日ごろからどれだけ情報を集め、学び、視野を広げているかが判断力に直結するということ。

(1)〜(4)は、物事の「差」が生まれる背景にある本質を突いていて、とても深い意味を感じます。この言葉は、特にビジネスや起業のように「自分次第」で道が決まる場面で、大きな支えになる考え方だと思います。
次も仕事にも人生にも通じる、とても実感を伴う言葉で
(5)真剣だと知恵が出る
本気で何かに向き合えば、今ある力を最大限に使おうとし、どうすればできるかを必死に考えるようになる。だからこそ知恵が湧く。本気の熱量が、突破口を生み出すということ。
(6)中途半端だと愚痴が出る
中途半端な覚悟や姿勢だと、うまくいかないときに他人や環境のせいにしやすい。本気でやっていないからこそ、言い訳や不満が先に出てしまう。
(7)いい加減だと言い訳ばかり
もはや「やるつもりがない」「どうでもいい」という状態。失敗しても反省よりも言い訳に終始して、成長が止まってしまう。

(5)〜(7)の言葉は、セルフマネジメントや組織づくりにも深く通じています。これからの私にとって、信念や行動基準の一部として心に留めておく価値があると感じています。
最後もまた、心に刺さる名言です。
(8)本気でするから大抵のことはできる
「できるかどうか」ではなく、「やるかどうか」が本質。本気で向き合えば、自分の中の限界を超える力が出てきます。小さな奇跡を積み重ねて、“不可能”が”可能”になっていく。
(9)本気でするから何でも面白い
本気でやると、物事の奥深さや成長の実感が得られて、自然と楽しくなるもの。「やらされている」状態とは対極の、自分の意思でのめり込む楽しさになる。
(10)本気でしているから誰かが助けてくれる
真剣に取り組んでいる人の姿には、人を動かす力がある。本気の人は孤独に見えても、周囲に共鳴を生む。自然と応援者が現れ、支援が集まってくる。

(8)〜(10)の言葉もまた、行動と情熱の本質を鋭く突いていて、胸を打たれました。長い時代を超えて響く力があります。
これらの言葉は、特にビジネスや起業のように「自分次第」で道が決まる場面で、大きな支えになる考え方だと思います。
今後の目指す方向の指針になるよう、心に深く刻んでいきたいと思う、今日この頃…。
ii-mon©️