
属人化による組織への影響
属人化とは、企業や組織等において特定の仕事を特定の人間が担当し、その人の専門性に頼ることを言います。
その人の価値が評価される一方、その人がいなくなると、所属する企業や組織の価値が一気に低下することを示します。

例えば、常に優勝争いに関わるサッカーチームのエース選手が他チームに移籍した途端、下位リーグに降格するような感じです。
ただ企業側は属人化することでリスクが高い一方、営業職の私にとって『君が辞めたら解約しちゃうから』と言われるのはとても嬉しいものです。
属人化を上手くマネジメント出来ることが理想的なのですが、労働者の転職が活発な時代において引き止めが難しいことを加味すると、多くの企業は属人化しない仕組み作りを行っています。
部下を信用しない、できない上司
属人化が進行することと離職が同時並行で起きる場合、辞めていくのは優秀な人材です。
企業が属人価値のある人材を保有しきれない環境にあるからです。
そうゆう企業や組織の傾向は、部下に信用しない、できない環境になり得ます。

理由は簡単で、育成が進んでいないから。中間管理層が優秀でない人が担うことにより、適切なマネジメントができず、結果自分でやった方が早いとなってします。
私の所属する会社は、まさにそれです。
個に頼りすぎた組織は依存度が高く、個の判断により簡単に崩れてしまう可能性があります。
今の時代、より組織力チーム力を上げない限り、離職が止まらないと思ってしまう今日この頃。

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