
自己分析を色々する中で、私は『小心者』だと思っています。
『小心者』とは
・気が小さく臆病な人
・人目を気にする人
・思い切って行動するのが苦手な人
・細かいことまで気にし過ぎる人
を意味する言葉です。
主にネガティブな意味合いで使われます。
そんな内向的で臆病な性格で、今後起業の道に進むのは大丈夫なのか?
正直、私自身も不安に思います。

ただ色々調べてみると、“名経営者”と呼ばれる京セラ創業者の稲盛和夫さん、イトーヨーカドー創設者の伊藤雅俊さん、パナソニックグループ創業者の松下幸之助さんらも揃って『気が弱い』と評されているようです。
中でも稲盛さんは、「経営者は小心者で“なければならない”」と指摘しています。強さや大胆さだけしか持たないリーダーは、一時的な成功は得られても、そこで気が大きくなりすぎて失敗する、ベンチャーが先細りになるのはおおむねこのパターンであると語られています。
一方、小心過ぎると経営者に必要とされる“決断”ができないと致命傷になりえます。
稲盛さんはリーダーの条件として、「大胆さと細心さの両極端を併せ持つことが必須」であると述べています。
松下幸之助さんも経営や仕事は「大胆にして小心であれ」と説いています。
話を戻しますが、『小心者』のポジティブな意味合いもあります。
①計画的に物事を進める慎重な人
②自分だけでなく、周囲の配慮できる人
③相手の気持ちを理解できる感受性の豊かな人
④リスク回避能力の高い人
また、稲盛さんのお話にあった“大胆さ”と“細心さ”の両極端をもし自分が持てていないのであれば、互いに補完しあえるビジネスパートナーがいれば成立するはずです。

ジェフ千葉の元監督、イビチャ・オシム氏の、私の好きな言葉があります。
いい仕事をするためには、誰かいい相棒を見つける必要がある。何人かでアイデアを出し合えば、ひとりよりももっといいアイデアが出てくる。

創業者セミナーの参加が無事決まり、ギアをセカンドに入れていこうと思う今日この頃。
ii-mon©️