
何とかなってきた。
私はこれまで“何とかなる”という考えで人生を過ごしてきました。
正解に言うと、“何とかなってしまった”が正しいかもしれません。
高校受験も大学受験も、就活と転職も…
だいたい滑り込みセーフで一件落着!となっていました。

それを『良し』として人生を送ってきました。
確かに結果が全て。ただ、その結果は求めていた最高の結果なのか。
何とかなるではなく、何とかする
自分自身の人生を振り返ると、求めていた100点の結果ではなく、自己判断における例えば70点を最低合格ラインとして結果オーライとしていたに違いない。
悪くはない。
でも、それを『良し』と捉える前に、事前準備不足であることが明白。
事前準備不足と自身で向き合わずに、現実と逃げてきていたようにも思えてくる。
過去の自分は自信がなかったから。

ただ40歳をもうじき迎える年齢にもなると、今までの経歴や経験、スキルや考え方に変化が出てくる。
新卒入社以降、一社で働く友人。
転職や異動など、新たな挑戦に臨む友人。
起業の道を考える自分。
何が正解で、何が間違っているかはその人次第。
一番大切なのは、過去にどんな知識や経験をふまえて、今の自分は何をしたいのか。何ができるのか。
スタバの元CEO、岩田さんの言っていたメッセージ。ミッション〜私たちは何のために働くのか〜
私たちは何のために働くのか
あの公演は今でも心に響いています。
家族や趣味に費やす時間より長いのが仕事。
人生を大半を費やすのに、何とかなるっしょはやっぱり怖い。
企業も黒字だから安泰の時代ではない。お花畑で仕事をしている環境には不安しかない。自分や家族は自分で守るしかない。そのために自分の価値は何か。
心はホットに、頭はクールに。

勢いも大事だけど、40歳を迎えるにあたり、やっと真剣に冷静に考えれるようになったなぁと振り返った今日この頃。
ii-mon©️