情弱ビジネスについて
“情弱ビジネス”という言葉はご存知でしょうか?
情弱とは、必要な情報を適切に収集、理解、活用できない人を指す、情報弱者の略称です。
言葉自体がすごく嫌な言い方ですが、実際世の中にはたくさんの情報弱者が存在すると認識します。
例えば『ネットにそう書いてあった』発言を連発するなど、偏った情報源の活用に留まる人はその可能性があるかもしれません。
一概にネットといえど、そもそも信憑性のあるサイトなのか。記事なのか。人なのか。
いわゆる情報リテラシーのを高める人になっていく必要があります。

情報リテラシーについて
情報リテラシーとは、情報を適正に収集、評価、利用、発信する能力のことを指します。
突然ですが、質問です。
例えば親友から、『この副業ビジネス儲かるから一緒にやらない?』と言われたら、あなたはどうしますか?
①興味があるから、やってみたい。
②怪しそうだから、断る。
③とりあえず話だけ聞いてみる。

答え合わせをすると、①②を選ばれた方は情報弱者の可能性が高いと思われます。
①は、親友という信頼できる人からの情報から収集、評価している。客観的な観点からの判断ができてない。
②は、情報自体を遮断してしまい、例え有益な情報であったとしても見逃してしまったり、損してしまう。世間の認知度が取れてからやろうとするが、その頃には既に枯渇した情報となっている。
③は、個人的に正解だと思っていますが、前提として情報リテラシーの能力に依存します。
実体験として、昨年に某ショッピングモール内のイベントブースの携帯電話屋さんで『キャリア変更で今なら最大5万円キャッシュバック!』という広告が目に留まりました。
妻に話を振ると、『キャリア変えるだけで5万円なんてあり得ない!必ず何かしらの理由があるし、面倒くさいからいいよ』と回答されました。
ただ私は妻の言う“何かしらの理由”が気になりました。次の日、一人で話を聞きに行ったのです。
私なりの③とりあえず聞く、にはポリシーがあります。
『相手から与えられた情報だけでなく、自分が納得するまで情報を取りに行く』
営業側は購買意欲を高めるため、製品やサービスの良い側面ばかりをPRしがちです。相手側にデメリットも説明することが信頼獲得に繋がる要素の一つですが、過去、携帯電話屋さんにデメリットの説明を受けたことはありませんでした。
(なかには『デメリットはありません』と断言するスタッフさんもいました。)
・なぜキャッシュバックが成立するのか?
・キャッシュバックの持ち逃げ(即解約)のケースはないのか?
・デメリットは何なのか?(デメリットなしはありえない)
・変更による電波、通信障害は問題ないか?
・変える手間はどの程度か?
・現状と比較し、適正なプランなのか?
・最終的にコスト削減にはなるのか?
など、想定するリスクについて全て聞き、自分が納得して契約し、対価を得たことになります。
(現状は変えて良かったと満足しています)
情報商材について
情報商材と聞くと、世間ではネガティブな印象を受ける方は多いのではないでしょうか?
おそらく代表的なものとして、「悪徳まるち」「悪徳セミナー」なとがメディアで報じられてしまうからでしょう。
インスタなどのSNSを活用しながら悪い商売を考えている人はごまんといます。

最近はオンラインカジノ広告のアフィリエイトだの、FXやせどりの勝ち方、簡単副業ビジネス紹介の被害者がたくさんいるそうですね。
“情報商材”の全てが悪いのではありません。情報の価値は、取得者(本人)の情報リテラシー能力につきると思います。
失敗する人の傾向は、他者から勧められてお金を払っている人です。本当においしい話を誰にでも話すなんて常識的に考えてもあり得ません。
騙す側にも大きな責任はあると思いますが、買うも得るも、最終回に自己責任を追えるものであるかも加味して判断すべきであると思います。

日々、有益な情報を求め続けるあいあいモンチの今日この頃。