Jリーグ開幕当時からずっと応援している地元のサッカーチーム、ジェフユナイテッド市原・千葉。2009年のJ2降格から早16年…。
いまだJ1復帰できずにもがき苦しんでいます。
とはいえ、大手スポンサー企業も多く、オリジナル10(開幕当初の10クラブの意味)でもあるジェフ千葉の人気は、いまだ屈指。有能な選手たちが集まりやすい傾向にあります。
そのなかで、私が注目しているのが鳥海晃司(とりうみ・こうじ)選手。
千葉県木更津市出身の29歳、ディフェンスの選手です。
もともとジェフ千葉ユース出身の選手ですが、そこからトップチーム昇格は叶わず、明治大学に進学。そこでの活躍が認められて、2018年ジェフ千葉トップチームと契約しました。
2018年 J2リーグ24試合出場
2019年 J2リーグ24試合出場
2020年 J2リーグ31試合出場
ジェフで過ごした3シーズンの活躍が認められて、ついにJ1リーグのセレッソ大阪に移籍を決断しました。
2021年 J1リーグ4試合
2022年 J1リーグ19試合
2023年 J1リーグ30試合
2024年 J1リーグ30試合
ここ2年間はチームの主力として活躍していた様子が伺えます。
しかし2024年年末、衝撃的なニュースが飛び込んできました!

えぇー!!なにがあった!!!
ただ、本人のコメントを読んで、とても胸が熱くなりました。
『セレッソ大阪から加入する事を決めました。
ジェフを出て行く時にも伝えましたが、サッカー人生は短いです。その短い人生の中での次の目標はJ1でプレーする事よりも、J2で15年苦しむ、愛するクラブをJ1に戻したい。
自分がJ1に上げてこのステージに戻ってきたらいいんだと、サッカー人生を賭けて、覚悟を決めて戻って来ました。
この決断が間違っていなかったとを自分自身に、そして自分の意思を尊重してくれた家族のためにも証明しなければなりません。
いい時もそうでない時もお互いを信じてファミリーとなって必ず昇格しましょう』
選手生命の短いプロサッカー選手において、他の人が理解するのは難しい決断だと思います。
セレッソ大阪との契約もあと1年あり、家族からも『J1でまだできる』と言われたなかで、育ててもらったクラブに対する熱い気持ちがヒシヒシと伝わります。
また、本人も「この決断が間違っていなかったことを証明しなければいけないと思っています」と強い覚悟も口にしていました。
シーズン始まっての2試合はいずれもクリーンシート(無失点)での勝利で首位。彼の活躍で今年こそ念願のJ1昇格に期待感を持って応援します。
がんばれ、ジェフユナイテッド!WIN BY ALL!

I-mon©️